私が10年以上にわたって普段遣いしている、セゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカード(通称:セゾン・プラチナ・アメックス)はセゾンとアメックスが提携して発行する最上位のカードです。
2019年9月までは招待制のカードでしたが、現在は自分で申し込みが可能になりました。
実は、このセゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカードは、JALのマイルをためるのに最強クラスのカードなのです。
セゾン・アメックスの上位カードは、JALマイルが貯まる最強クラスのカード
セゾン・アメリカン・エキスプレスの上位カードには「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」というプログラムがあり、このプログラムに登録すると、ショッピングの利用で1,000円ごとに10マイルが、JALのマイレージとして貯まります。
セゾン・アメリカン・エキスプレスの中では、下記の3つのカードで登録することができます。
(2) セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレス・カード
(3) セゾンゴールド・アメリカンエキスプレス・カード
「SAISON MILE CLUB」の年会費は、(1)プラチナ/(2)プラチナ・ビジネス会員は無料、(3)ゴールド会員は4,400円(税込)で加入出来ます(プラチナ・ゴールド会員以外のカードは加入不可)。
それに加えて、永久不滅ポイントが2,000円につき1ポイント貯まります。
整理すると、
(1)ショッピング1,000円ごとに、JALのマイルが10マイル貯まります。
(2)2,000円の利用ごとに、永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。
(貯まった永久不滅ポイントは、200ポイントでJALのマイル500マイルと交換できます。)
例えば、年間40万円(月平均3.3万円)利用した場合、
(1)JALのマイル:4000マイル
(2)永久不滅ポイント:200ポイント(JALの500マイルと交換可能)
となり、JALのマイルとして、4,500マイル貯まります。
年間120万円(月平均10万円)の利用だと13500マイルになります。
つまり、カードの利用額10,000円あたり112.5マイルを貯めることができます。
また、セゾンが運営するセゾンポイントモールというサイトを利用した場合、最大19倍のボーナスポイントが永久不滅ポイントとして別途加算されるので、ネットショッピングでもJALマイルが爆発的に貯まります。マイル移行の年間上限も15万マイルとかなり大きく設定されています。
本家のJALカードの年会費3,300円(税込)のオプション「ショッピングマイルプレミアム」は、ショッピング利用100円あたり1マイル(10,000円あたり100マイル)ですので、マイル還元率で本家を上回っています。
私たち夫婦は、日々の細かい買い物も含め、楽天以外での買い物は、ほぼ全ての生活費決済(年間約300万円)を、この「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」を使ってますので、1年で30,000マイル以上貯めています。
ちなみに、2021年4月現在の交換マイルは下記のとおりです。
東京~札幌(往復) | 15,000マイル |
東京~奄美大島(往復) | 15,000マイル |
東京~石垣島(往復) | 20,000マイル |
東京~グアム(往復) | 20,000マイル |
東京~シンガポール(往復) | 24,000マイル |
東京~シドニー(往復) | 36,000マイル |
東京~ハワイ(往復) | 40,000マイル |
東京~ニューヨーク(往復) | 50,000マイル |
例えば、東京~ニューヨーク(往復)は5万マイルで特典航空券と交換できますが、JALの予約サイトでは、マイルを使わずに買う場合は、閑散期かつ一番安い「Economy Saver」でも、往復20万円程度かかります。
ですので、セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードで、JALのマイルを貯めて、特典航空券に交換するのが非常にお得です。
ただ、ここ1年はコロナ禍で、マイルを利用していないので、下記のようにJALマイルが貯まりすぎて困っている状況ですので(笑)、コロナが落ち着いたら、ガシガシ使わないと!
申し込みは、公式サイトから
セゾン・アメックス・カードは、マイル以外にもオトクがいっぱい
私は、プラチナ会員、プラチナ・ビジネス会員限定のコンシェルジュサービスは、結構便利に活用しています。
今はコロナ禍でなくなってますが、例えば、仕事の接待に使うお店選びも、しっかり探そうとすると意外に時間がかかってしまうものですが、その時間がもったいないです。
そういうときには、コンシェルジュサービスに電話して、要望や条件を伝えておくと、それに合ったお店を探していくつか提案してくれますので、浮いた時間をもっと生産的な活動に回すことができます。
また、下記の通り、海外旅行保険も充実しています。
(1) プラチナ会員:本会員:死亡1億円、疾病治療費用300万円、家族:死亡1000万円、疾病治療費用300万円など
(2)プラチナ・ビジネス会員:本会員の死亡1億円、疾病治療費用300万円
(3) ゴールド会員:本会員の死亡5000万円、疾病治療費用300万円、家族の死亡1000万円、疾病治療費用300万円など
一般的に、クレジットカードの保険には「自動付帯」と「利用付帯」というものがありますが、旅行代金をカードで払ったときにだけ保険の対象になる「利用付帯」ではなく、クレジットカードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」です。
また、保険の対象範囲ですが、プラチナ・ビジネス会員は本人のみが対象ですが、プラチナとゴールド会員は家族も対象です。なかでも特筆すべきは「家族」の範囲で、他のカードに比べて非常に手厚いのが特徴です。
①本会員の配偶者
②本会員または配偶者と生計をともにする同居の親族
③本会員または配偶者と生計をともにする別居の未婚のお子様
家族カードを持たせられない18歳未満の子供も対象にできるので、海外旅行のたびに高額な海外旅行保険に入らずに、家族全員で海外旅行に行くことができます。
現在、高校生の娘がヨーロッパにバレエ留学しているのですが、EUのシェンゲン協定のため、ビザ無し滞在はMAX3ヶ月に制限されています。そのため、年2回・3ヶ月ずつ、日本とヨーロッパを往復しているのですが、滞在中の保険は私のセゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカードが活用出来るので、非常に助かっています。
仮に、同様の内容の保険を3ヶ月掛けた場合の保険料を、Web上でシミュレーションしてみたところ、下の図の通り、1回の海外渡航につき、48,000円でした。ですので、年間2回の海外渡航分で約96000円相当の保険をセゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカードのカード付帯保険でまかなうことが出来ています。
他にも色々特典がありますので、公式サイトをチェックしてみて下さい。
コメント