「Tポイントを使って株が買える!」という、既存の証券会社にはなかった新しいサービスを導入したさきがけがSBIネオモバイル証券 です。
本記事では、SBIネオモバイル証券の特徴と活用方法について紹介します。
SBIネオモバイル証券はこんな方におすすめ
SBIネオモバイル証券は、下記のような項目に該当する方におすすめです。
✔ 毎月のお小遣いでコツコツ投資がしたい
✔ Tポイントをもっと活用したい
✔ メイン口座は持っているので、使い分けの出来るサブ口座が欲しい
もし該当するなら、念のため口座を開設しておいてもいいのではないでしょうか。
SBIネオモバイル証券とは?
SBIネオモバイル証券は、ネット証券の最大手である「SBI証券」と、日本人の半数以上が会員になっているTポイントを運営する「CCCマーケティング」がタッグを組んで、2018年10月に誕生した証券会社です。
「Tポイントを使って株が買える」という点が大きく取り上げられることが多いですが、1株単位(S株、単元未満株)で株が買えるため、銘柄によっては数百円という少額から株式投資をスタートできるということも大きな魅力です。
少額から購入出来るということからも、20~30代の若年層や投資の初心者をターゲットに置いていると考えられ、株式投資を躊躇していた方でも、気軽に投資が出来るような工夫がされています。
また、ロボアドバイザーに対応しているので任せっきりの投資を行うことも出来たり、2019年11月からはIPOにも参入していますので、実際には若年層や投資初心者に限らず、どんな方にもおすすめの証券会社です。
SBIネオモバイル証券のメリット
SBIネオモバイル証券 のメリットを紹介していきます。
✔ Tポイントを使って投資できる
✔ 実質、月額20円のコストで取引し放題
✔ スマホで簡単に購入出来る
✔ 1株でIPOに申し込める
1株単位で購入出来る
日本の株式投資では、単元株である100株単位で購入するのが一般的ですが、SBIネオモバイル証券は、1株単位(S株、単元未満株)から購入することが出来ます。
例えば、最近人気が上昇しているNTT(9432)の株価は約3000円(2021年4月4日現在)ですので、NTT株を購入するには約30万円の資金が必要になります。
分散投資されている投資信託ならまだしも、一度に一社の株に対して30万円も投資するのは、ちょっと勇気が要りますよね・・しかし、SBIネオモバイル証券なら、1株から購入出来るので、3000円から購入可能になります。
銘柄によっては、一流企業の株であっても、銘柄によっては数百円から購入可能なものもありますので、リスクを抑えるため、少しずつ、銘柄を分散しながら買い足して行くこともやりやすいですね。
狙った株がある方でも、高値づかみしないために、SBIネオモバイル証券で細かく買ってリスクを分散するのも良い作戦ですね。
また1株ずつの購入でも配当金も受け取ることが出来ます。
Tポイントで投資できる
我々の生活に溶け込んでいる「Tポイント」ですが、SBIネオモバイル証券なら、Tポイント1ポイント=1円相当として、Tポイントを使って気軽に株式の購入が可能です(もちろん現金での購入も可能です)。
日々の買い物でいつの間にか貯まっているTポイントを余らしているなら、SBIネオモバイル証券でTポイントを使って投資を始めてみるのはいかがでしょうか?
以前の記事でも書きましたが、ポイントは貯め込まずに、さっさと使ってしまった方がおトクです。
実質、月額20円のコストで取引し放題
一般的に株取引では、取引ごとに取扱手数料がかってきます。
しかしSBIネオモバイル証券では、月額定額制の料金体系になっているので、個々の株式取引の取扱手数料は無料ですので、手数料を気にせず、何度も取引が出来ます。
サービス利用料金は、その月の取引額に応じて決まるのですが、一番安い利用料は、月額税込み220円(月の約定代金合計額が50万円以下)です。ほとんどの方は50万円以下で収まるのではないでしょうか?
月額220円のサービス利用料というだけで、既に破壊的な利用料体系なのですが、なんと毎月200円の「期間限定ポイント」(SBIネオモバイル証券での株式購入でのみ使用可能)が付与されます。
ですので、月間の約定代金合計額が50万円以下なら、差し引きで、実質的に月額20円で何度も取引できるということになります。
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円(税込) |
50万円超~300万円以下 | 1,100円(税込) |
300万円超~500万円以下 | 3,300円(税込) |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円(税込) |
以下、100万円ごとに1,100円(税込)が加算されます。(上限なし) |
一点注意点があります。
毎月付与される期間固定の200ポイントは、SBIネオモバイル証券での株式購入にしか使えず、サービス利用料に補填することはできません。つまり、取引が無い場合には、220円のサービス利用料が、毎月発生してしまうことになります。
ぜひ覚えておいて欲しいのが、もし株取引をしない場合には「一時停止手続き」ということが可能です。この場合、サービス利用料220円の出費がなくなります(もちろん、その期間は期間固定の200ポイントもつきません)。
この「一時停止手続き」は、取引を実施することで自動的に解除される仕組みになっていますので、少しでも取引しない可能性があるならこまめに一時停止することをおすすめします。
スマホで簡単に購入出来る
最近は使いやすいものも出てきてますが、一般的には証券会社のWebサイトやスマホのアプリは、機能が複雑だったり専門用語が多かったりと、お世辞にも初心者向きだとは言えません。
SBIネオモバイル証券は、基本的にはスマホ専用の証券会社ということもあって、「誰でも、使いやすく」ということを追求したユーザーインターフェースになっています。
アプリで銘柄を選んで、買いたい金額や株数を指定して、注文する、という3ステップで簡単に株を購入することができます。
1株からIPOに申し込める
SBIネオモバイル証券 では、「ひとかぶIPO」として、IPO(新規上場株式)銘柄も取り扱っています。
1株から申し込みすることができ、1~99株までの間で自由に設定出来ます。資金が少ない方にとって、1株から申し込めるのは嬉しいですね。
また抽選方法も豊富で、かつ一部の優遇枠を除いては完全に平等な抽選になるので、投資金額に関係なくIPO銘柄を入手出来る可能性があります。さらに優遇枠は30代までの若い世代が優遇される「若年優遇」や、取引状況に応じて当選確率がアップする「取引継続優遇」や、ネオモバFXの口座を保有している場合に当選確率がアップする「FX取引口座保持」という優遇もあります。
また、申し込みも、購入を希望する株数を入力するだけで、あとは抽選結果を待つだけです。
単元未満株での取引の仕組み上の制限ですが、売却できるのが初値が成立した日ではなく、翌日からになるなどの制限もありますが、とにかく気軽に申し込めるのが大きなメリットです。
1株IPOを希望する方は、公式サイトSBIネオモバイル証券 から口座開設して準備しておきましょう。
SBIネオモバイル証券のデメリット
SBIネオモバイル証券のデメリットはいくつかあるのですが、メリットと比べると、あまり気にしなくても大丈夫かなという印象です。
●NISA、つみたてNISA、iDeCoに非対応
●投資信託がない
NISA、つみたてNISA、iDeCoに非対応の点、投資信託がない点ですが、SBIネオモバイル証券はあくまでも、初心者の方に対して、身近に金融サービスを提供することに価値を置いているので、SBI証券や楽天証券のような総合的な証券会社とは、そもそも違う土俵で戦おうとしているのだと思います。
SBIネオモバイル証券で投資の経験を積んだ後は、メイン口座をSBI証券や楽天証券などに移行しつつも、SBIネオモバイル証券は引き続きサブ口座として運用していくというのも良いのではないでしょうか。
SBIネオモバイル証券の口座開設方法
SBIネオモバイル証券の口座開設はWebやスマホから簡単に開設することができます。SBIネオモバイル証券における本人確認書類の確認時間(10~14日)を除けば、所要時間は10分程度です。
口座開設時に本人確認書類をアップロードする必要があります。本人確認書類は、「マイナンバーカード」、または「通知カード」と「本人確認書類」で大丈夫です。また、サービス利用料の支払いにクレジットカードが必須なので用意しておきましょう。
口座開設申し込みの手順は、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
本記事では、SBIネオモバイル証券のサービスや魅力についてご紹介しました。
「Tポイントを使って株が買える」ということばかりが注目されていますが、それ以外にもたくさんの魅力を持ったサービスです。
私自身もSBIネオモバイル証券の口座を開設して活用しています。これから投資を始める方はもちろん、既に投資をされている方のサブ口座としてもおすすめできます。
口座開設は無料なので、気になった方はぜひ登録してみてください。
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