【国内株式】SBIネオモバイル証券で少額からの優良高配当株式投資

投資
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個別株、投資信託、FXなどなど、色々な金融商品がありますが、私は投資の最終到達点は、資産をポートフォリオを優良な高配当株に寄せるのがいいと思っています。

資産運用で得られるリターンの種類と特徴

資産運用で得られるリターン(利益)は、キャピタルゲインインカムゲインがあります。
簡単に言うと、キャピタルゲインは保有していた資産を売却することによって得られる売却益、一方、インカムゲインは株の配当金や不動産の家賃収入など継続的に受け取れる収益を指します。

若いうちはリスクをとって、時間を味方につけつつキャピタルゲインで資産を増やし、ある程度の資産が増えてきたらインカムゲインにシフトするのが良いと思っています。その理由を以下に述べたいと思います。

同じ投資元本で、一方はキャピタルゲインのみ、他方はインカムゲインのみという金融商品があったとすると、キャピタルゲインの商品は、大きな利益が期待できる反面、損失のリスクもあります

一方、インカムゲインの商品は継続的に入ってくる収益を意味することから、基本的には損失(インカムロス)という概念はありませんが、一般的にキャピタルゲインの商品に比べて利回りは低いです

ですので、十分な投資元本が準備することが難しい20代から30代では、時間を味方につけてリスクを取りながらキャピタルゲインを狙いにいく投資がいいかと思います。50代以降になり、資産が増えてきて投資元本が十分に増えてきたところで、キャピタルゲイン資産であっても比較的リスクの低い債券などの金融商品や、優良高配当株などのインカムゲイン重視の商品にシフトして、安定した収入源(お金のなる木)に育てていくことが理にかなっていると思います。

少額からの高配当株投資

これまで述べたとおり、20代、30代のうちはキャピタルゲイン狙いの資産運用をすべきですが、インカムゲインの感覚をつかんでおく意味でも、高配当株投資も経験しておくべきだと思います。

とはいえ、若い世代が、いきなり多額の投資資金を高配当株に突っ込むのは、上記の意味でもったいないですね。

国内株式の「単元株」問題

ここで、まずはとっつきやすい国内の株式に目を向けると「単元株」という悩ましい問題にぶつかります。

米国などでは株式は1株単位で自由に売買できるのですが、現在の日本では100株を「単元株」と呼び、基本的な売買は単元株を1つの単位として行います。この「単元株」という仕組みによって、どうしても株を買うための必要資金が上がってしまうため、限られた資金のなかでリスクを抑えるための分散投資がしにくくなってしまうという問題があります。

例えば、ユニクロで有名な「ファーストリテイリング」の株価は、2021年3月2日に110,500円になりました。単元株を買うためには1,105万円もの資金が必要です。しかしながら、3月25日には82,570円まで株価が下落していますので、もし3月2日に一点集中で買っていたら、3月25日にはいきなり約280万円の含み損を抱えていたことになります。
投資経験が浅い方は、きっとメンタルが耐えられなくなって「狼狽売り」してしまうのではないでしょうか。

個人的には、日本の株式市場において、この「単元株」という考え方は、個人投資家の参入障壁を上げてしまうという意味で、デメリットの多い仕組みだと考えてます。

例えば1株単位など、単元株に満たない少ない株数で買える環境が広がってくれば、投資家の裾野が広がって、株式市場が活性化するのではないかと思っています。

単元未満株について

その「単元株」に満たない株は、買えないのか?というと、そういうわけではありません。

単元株に満たない株は、「単元未満株」「ミニ株」「S株」など様々な呼ばれ方をしており、従来からこれらを取り扱うことのできる証券会社もありました(正式には「ミニ株」は10株単位ですが、簡単のため、本記事では「単元未満株」として一緒に取り扱います)。

私がメインで運用しているSBI証券でも「S株」として単元未満株の取り扱いがあります

手数料は「約定代金の0.55%(最低55円)」です。一般的な株取引では、取扱手数料は格安の部類ですが、最低料金が55円に設定されているところが非常に使いにくいです。

10,000円の0.55%が55円ですので、一回の約定代金が10,000円以下の場合は、取扱手数料の割合は0.55%以上になってしまいます。

例えば、高配当株の代表的な銘柄であるJTの株価は2160円(2021年3月30日現在)ですが、分散投資のためJT株を1株だけ買ったとすると、2160円に対して55円の取扱手数料がかかりますが、これは約2.5%に相当します。

また別の高配当株として有名な、ジュエリー販売会社のベリテの株価は380円ですので、もしこれを1株買ったら取扱手数料は14.5%になってしまいます。

SBI証券自体は、素晴らしい証券会社ですが「手数料負け」してしまうことになるので、単元未満株を少しずつ分散購入するような場合においては、お勧めできません。

こういう事情もあって、国内の単元未満株市場はあまり活性化していませんでしたが、それに一石を投じる会社が出てきています。本記事では「SBIネオモバイル証券」を紹介します。

【口座開設】SBIネオモバイル証券
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SBIネオモバイル証券が少額からの高配当株投資に向いているワケ

SBIネオモバイル証券(通称:ネオモバ)は、月額固定の「サービス利用料」を支払うことで、取引手数料無料で株式の取引ができるのが特徴です。
月間の国内株式約定代金合計額が50万円以下の場合、月額のサービス利用料220(税込み)で何度も取引が可能です。

SBIネオモバイル証券公式Webサイトより

単元未満株だけで取引するなら、月々の約定代金の合計額が50万円を超えることは、まずないのではないかと思います。

しかも、毎月200ポイントの「期間固定Tポイント」がもらえます!

また、ネオモバでは、Tポイントを使って株式を買うこともできますが、この期間固定Tポイントも、ネオモバでの株式買付にも使えますので、差し引きすると実質的な手数料負担は毎月20円!ということになります。

以前の記事でポイントは貯めずにどんどん使った方が良いことをお話ししましたが、貯めたTポイントを、SBIネオモバイル証券での株式購入に使うのも良い方法ですね。

ネオモバでは、入出金が無料株式の定額買付ができるというメリットもあります。また、IPO投資や日経平均を予測するカバードワラント「ネオW」など、少額投資向け証券会社にしてはユニークなサービスもあります。

まとめ

本記事では、インカムゲインを得るための最初の一歩としての、単元未満株での高配当株分散投資についてと、単元未満株での株式取引を行うためのおすすめの証券会社として、SBIネオモバイル証券を紹介しました。

SBIネオモバイル証券

銘柄によっては数百円から国内の個別株の投資ができますので、優良高配当株式投資の第一歩を踏み出してみたいと思った方は、SBIネオモバイル証券で口座開設(もちろん無料です)してみてはいかがでしょうか?

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